Chikirinさんが見る黒柳徹子さんをみる

12 07 2012

参考記事「生むということ」

 

 

上野動物園のパンダの赤ちゃんが亡くなったことが一世を風靡する今日この頃

↑に載せた記事を読んでみて「あ、これなんか響いたわ〜」

と思ったのでブログを書くことにしました

 

 

・心の問題を抱えた人は急患である

僕自身もそこまでメンタル面が常にハッピーではないですが

実際、問題を抱える人というのはどういうものなんだろう

と大学で心理学を学んでいたときから今もずっと考えています

最悪のシナリオが「自殺」だとして、そのプロセスにいまだせまれてはいません

ただ、メンタルが蝕まれるとそれが肉体的なものに発展し、

それがまたメンタルへそしてそれがまた肉体を

というような負のスパイラルに入っていくことは容易に想像できますし

なにしろ社会性をともなうこの問題は、そうたやすく語れるものでもないのですが

メンタルに問題を抱えるということは

それ自体がもう生死に関わるレベルでの話だなという理解はしているつもりです

その理解が正しいかどうかはわかりませんが

僕自身が学んできたことをふまえるとそういうふうに理解できました

 

 

・メンタルヘルスシナリオ

そういうプロセスがある中で

みんながみんな最悪のシナリオをとるわけではないことも明らかで

僕は最近そういった人たちに出会うことで

「負のスパイラルから抜け出せる道って意外にあるじゃん」

なんて思うことも増えてきました

もちろん、その人にとってそれは並大抵のものではないことは重々承知しています

 

最近はTwitterのTLでおなじみの「いっぱんじん連合」

僕はこの団体に1つの希望を見出しているわけですが、

そうするとここの代表が「やめてくださいよ〜、そんないいもんじゃないですってばー」

とニヤニヤ顔で言ってこられるのが、ますますS心に火がついて楽しかったりします

代表とも今度じっくり話してみたいとおもいますが

代表自身の経験はとても崇め奉るレベルで貴重なものだと思っています(勝手に)

書記長もゆるふわ系ガールでした

トキンさんにも会いましたが、この方も代表と同じく

経験されたことが僕にとってはとても新鮮だったというか

リアルさを感じられたので、すごく意義があったと思います

ご本人は至って落ち着いていらして、きっちりと大人な方だと思いました(それに比べて代表は…)

他にもまだ会っていない「参謀」や「僧侶」も魅力あふれる方なんだろうな

と思ってしまいます

なんかちょっと脱線してしまいましたが笑

この団体の代表のプロセスが「脱出方法」として学べました

そういう意味で僕はこの代表が非常に好きです(変な意味じゃないよ「アッー」

 

他にも僕の注目しているサービス「U2plus」や

様々な脱出の道が用意されていることを知って

そういうことはとても大切だなぁと思うわけです

 

 

・僕は克服した人間ではない(経験者ではない)

最近、つねに思っていることなんですが

僕自身が例えばその自分の思うところのメンタルヘルスにまつわるサービスをたちあげたとして

それは経験者にとってみれば、つたないものにならないかという不安がものすごくあります

「やってみなきゃわからないよ」という言葉はよく聞かれるのですが

上記したように、この分野自体が間違うと生死に関わるものなので

なかなか経験者でない僕がやるということに抵抗感を感じてしまうのです

「経験者じゃなくてもいいよ」という温かい言葉をいただくこともあるので

それが非常に心の支えにはなるわけですが

なかなか難しいです

やはり利用者の目線にたつものを提供しないと長続きしないですし

自分がやる意義というものもないですから

 

ただ、今回この「Chikirinさん」の記事をみて少し救われた気にもなりました

「体験しなくても、本質を理解することは可能。そういう能力を持つ人がいる。

そういう人になれる可能性がある、と思った」

「よく言うでしょ。『あなたにはわからないわよ』って。『体験した人でないとわからない』という言葉を、

ちきりんは半分信じつつも、あまり好きではないのです。だってこれは、

人間の限界を、分かり合うという行為の限界を、あまりにも安易に設定する言葉だから。」

「『俺の気持ちはおまえにはわからない!』と言う時、それは『分かり合うことの拒否』に聞こえる。

説明自体も、説明する努力もせず『どうせわかってもらえない』、『おまえには絶対わからない』と言い切る。

これは切ないでしょ。そう思うに至った経験を想像すると、本当に切ない。

だけど、そう言われてしまう。これはコミュニケーションの、相互理解の、拒否なんです。」

 

僕は、メンタルに問題を抱える人を救いたいという思いは十二分にあります

その起源はここではうまく語れませんが

そういった思いのもと、自分のやろうとしていることが、メンタルに問題を抱える人の

絶望感を和らげることができるのならば、

その本質を誰よりも明確に突くことができるのならば

やってみた方がいいのかなぁ、と思えました

そんな温かい・暖かい記事は、自分の今抱えている絶望感を少し軽くしてくれました。

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Mental Health Japan 2012

31 05 2012

 

昨日、浜松町の東京産業貿易センターで行われていた

「メンタルヘルスケア・ジャパン 2012」にいってきましたので

感想を書きたいと思います。

 

 

 

 

1、ブースにみた「メンタルヘルス」の最前線

今回参加した「メンタルヘルスケア・ジャパン2012」

最初の結論からいうと「こんなものなのか…」という感じでした。

「メンタルヘルスケア・ジャパン」には厚生労働省など

ビッグネームが後援についているので

「これはガチなやつだ…((゚A゚;)ゴクリ)」なんて思っていたのですが

実際はそういう風なハードルの高さというより

かなりラフ?な形で出展されているブースが目立ちました。

ブースは28あって、おおまかに分類すると

ヒーリングツールを売り込む系・マッサージなどアスリート目線系・簡易テストあるよ系・とりあえず専門分野だよ系

こんな感じでしょうか

 

 

日本の首都の東京という街は

僕がいる大阪よりもはるかに進んでいて

人がたくさんいるので、その人の相互作用による新たな創造物が多く生まれること

そのたくさんの人にむけて入る情報が最先端であり、質が高いこと しかもそれが気軽に手に入ること

これが他の地方都市にはないNo,1都市Tokyoなんだと思います

そういったことが念頭にあるので、今回の展覧会はなんというか「これが1番最先端なの?」という印象でした

もちろん本当にすごいと思います。

この業界は扱いが難しかったり、やることが画一的なものなので

「これだ!」なんてものはないのですが、それにしても「あぁ…ここまでなのか…」

と失望した次第です

 

 

 

 

2、コンサルティングをメンタルヘルスもやっていこう

そんなブースのなかでもひときわ僕の心を射抜く内容をやられているブースがあったので

詳しくお話を聞こうと中に入って聞いて来ました。

そこは何をやっているところかというと

企業におけるメンタルヘルスをコンサルティングする、というものなんです

専門外の人にはなかなか理解されにくいかもしれないですが

最近はこの手のコンサル系は多いんですよ

つまりどういうことかというと、

企業内でメンタルヘルスについて取り組もうにも

「なにをしたらいいのかわからない」「どこをどうやって支援したらいいのかわからない」

こういった疑問を解消していくようにします。

具体的に言えば、

ある研修プログラムを取り入れるようにすすめたり

もし精神疾患者が出た時の対応やリワークする場合の人事や労務との仲をとりもつ役割もします

こういった形で現在多くの企業が取り組みをしていってます

 

 

 

3、メンタルヘルスを企業でもやってるのに…

で、上記のようであればどんどん改善されていくはずが

実際はどうでしょう?自殺者は減っていますか?

おわかりの通りだと思います。もちろんそれは労働者でない人も含んでいます。

ただ、そういった取り組みを企業(特に大企業を中心として)取り組んでいる以上

改善の兆しがあってもよいはずがそんなに見られないのはなぜか

僕は3つ原因があると思っています。

 

・そもそもメンタルヘルス対策をするコストが高い(不況で支出しにくい)

これはあると思います。

今度から中小企業もメンタルヘルス対策が義務化されますので

より一層この値段の問題が出てくると思います。

 

・やりっ放し、しっぱなし

実は、企業のなかの人がメンタルヘルスについて学ぶということは

普段の業務でも忙しいのにそんな暇はない、ということで

ほとんどの場合、産業医をおいたり、心理士をいれたり、専門の業者に外注する

といった手法が一般的です。

つまり、企業自身がメンタルヘルスについて本当に理解していくようになっているかといえば

他に任せている以上、そんなことはないと推測できます

外注で頼むだけで終わり、なんて企業もありますからそれじゃ何も解決しませんよね

それと、救う側の問題もあります。

こうやって企業が外注して、さらにそこまで関与してくるわけではないので

熱心に・親身にやる、といったふうにはならないように思います

もちろん真剣になさっているかと思いますが、実際そういったところが見受けられるようです

 

・企業内のメンタルヘルス室はハードルが高い

利用する側にとっても、

相談しにくかったり、レッテルをはられることへの恐怖感、

また精神を患っているということから離職に追い込まれるのではないかという

いろんな問題が考えられてしまうので、そもそものハードルが高いこともあげられます

人事にもれたら…、なんて考えたら、相談室に向かう足取りも重くなって当然のように思います。

 

 

 

 

4、なぜ興味が薄かったのか

僕自身の考えるところでの話ですが

メンタルヘルスケアで今もっとも大事だなと思うのは

「Webを利用すること」

「企業の個人ということではなく、一個人として対策をしてほしい」

「いろんな選択肢が閲覧できるようにする」

この3点ではないでしょうか

Webの利用は今回のブースにもありましたが、

検査などに利用して、それで「ハイ終わり!」というのは本当に「やる気あるのか?」ってことになりますよね

そうではなくて、その先の流れも見据えた弾力的なプログラムが必要だと思います。

どういうことか?これは3つめの「いろんな選択肢」というところにつながります

 

 

 

 

5、選択肢

僕が思うに今のメンタルヘルスケアのプロセスは明確です

メンタルを患う→病院に行く→薬と認知行動療法などを併用して回復をめざす

という感じでしょうか

ただ、僕はこれでは足らないと思っています

メンタルを患うまでのプロセス

そこまでに解決できる仕組みは本当にないのか?

患ったとして、そこからどのようにその疾患と向き合っていくのか

向き合っていくなかで、それを乗り越えようと決意したとしてどんな方法で解決できるのか

もし様々なパターンがあれば自分にあったものを選ぶことができるのか(話を聞いてもらうだけ、とか)

病院に行くレベルなのかどうか、行くとしても自分の症状をよく知っておられるところはどこにあるのか

クリニックや病院で自分の家の範囲にあるのか

回復していくなかで仕事へと復帰していくそのプロセスはなんなのか、どういったものがあるか

 

こういった具合でここには様々なプロセスが存在し

それぞれ違っているので、これは「個人」の好みで選ぶことができるのがいいのではないのかと思います

その選択肢の数があって、そしてそれが一個人として選択できる

そんな仕組みになっていくべきなのでは?

なんて勝手に考えちゃっています

そういったことを思っていると、今回のブースのなかでめぼしいものが1つだけだったというのは

かなりショックでした

このメンタルヘルスの様々なところでマネージメントする必要性が大いにあると感じた展示会でした

 

 

 

 

 

6、選択肢としてなりえる存在

僕自身、さっきの「選択肢」の新たな担い手(上から目線ですいません)だなぁと思っているものがあります

「いっぱんじん連合」の「代表デリバリーサービス」と「U2plus」

こういった形でメンタルヘルスをケアしてほしい人にとって

とっつきやすいサービスがどんどん出てくる分野になってほしいな、と切に願っています。

大阪でもあるのかな、なければ東京から輸入するっていうことになるのかな

こういった選択肢を多くすることで、今まで漏れていた人を救い上げることができれば

ちょっとは現状がよくなるかな、とか思っている毎日です





「i-Stroke」構想から見えたもの

7 04 2012

前回、前々回と「事業計画書」なるものを挙げましたが、どうでしたか?

もちろん目の当てられないレベルの論理だったと思いますが笑。

やりたいこと事業の中核はそういうことになるので、ここは絶対にゆずれない部分です

なのであんな形になってしまいました、もう少しきれいに書けばいいんでしょうけど笑

今回もその事業案に絡めたお話しを少し。

 

 

 

 

 

1、i-Stroke

①「i-Storke」構想

「i-Stroke」とはなんぞ?

この疑問からまず解決しなければなりませんね。

「i-Stroke」とは、東京慈恵会医科大学脳神経外科 助教の高尾洋之さんが開発したもので、

脳卒中における遠隔画像診断治療補助システムのことをいいます。

この発想が生まれたのは

・健康・医学分野において有用なプロジェクトはないか

・医師の少なさをカバーできる効率的な人命救助を援助できるシステムはないものか

ということを考えたことからのようです。

現状をよりよくしていくために至極まっとうな理由ですよね。

まだこの段階では医師に焦点があたっていますね。

 

②i-Hospital

人を救う機関というのはレベルがあって

大学病院、中核病院、小病院、診療所などがあります。

それぞれ規模も違うので、(主に)扱う病気なども違ってきます。

高度で最先端の治療はやはり大学病院で行われることが多く、

初期の病気の発見というものは身近な診療所であることが多いです。

その患者さんを上級の病院へ紹介していくシステムが今の日本の医療になるわけなんですが、

救急でもそれが行われていて、それが「たらい回し」という問題に発展するわけです。

これは医療の現場からみるとすごく難しいもので

数少ない医師が高い責任を幾度も引き受けるキャパシティがあるのかは疑問です。

むしろそこでIT技術を導入し、その問題を改善しようとして生まれたものが「i-Hospital」というものだそうです。

これにどういった機能があるかといえば、紹介したい患者さんのデータを大学病院などとやりとりすることで

受け入れを迅速化させるというものです。

実際にデータを通してみることで、大学病院における治療の有無などが判断でき

負担軽減などにもつながりそうです。

 

③保険診療点数

医療ですから保険診療点数によって支払が決まってきます。

高尾さんの構想では、「i-Stroke」のシステムによりITを使用した病院に診療点数を付加することができれば

より導入もすすみ、いろいろな患者さんの負担も減ると期待されています。

 

 

 

2、医療クラウド

従来の「クラウド」というのはインターネットをベースにしたコンピューターの利用形態であって

インターネットを利用するば、どこでもいつでも個人情報をクラウドから取り出すことができるというものです。

「医療クラウド」とは、膨大な医療情報を大きなハードディスクのようなもので管理してしまおうというものです。

ここで述べられているメリットは「病院内の有限の保存領域から無限の保存領域をえることができること」と述べられています。

このメリットにより、病院同士の情報共有の迅速さを活かすことができます。

デメリットももちろんあります。それはいわずもがな「個人情報保護」です。

これについての解決策として、一般のクラウドとは違うところに設置する、ということが挙げられています。

 

 

 

3、IT医療の難しさと今後

IT医療のシステムを導入することのむずかしさはやはり金銭面です。

導入によりどういったコスト削減があるのか、医療従事者にどういった負担軽減があるのか

患者さんにどの程度のメリットがあるのか、こういったことを考えておく必要があります。

さきの個人情報の問題もありますし、そこはセキュリティ強化で対応するしかないのが現状だと思います。

ただ忘れてはならないことは、このシステム(サービス)がなぜあるのかという基本的な部分だと思います。

高尾先生は開発にあたって「一つでも多くの命を救うプロジェクト」ということを意識されて開発されたようです。

 

 

 

4、「i-Stroke」から自分の事業へ

この「i-Stroke」というサービスは医療現場のニーズをよくとらえているものだと思います。

僕自身が今考えているサービスもこれに近いものがあって

・メンタルヘルス(臨床心理)の現場から学べることの共有化「シェア」

という教育の観点を含みつつ

・医療現場の負担軽減に役立つ

という効率化の観点を含んだものを意識しています。

臨床心理(メンタルヘルス)というものは、外科や内科と違ってとても治癒するのにとても長い時間がかかります。

それだけ効率化する余地もあると思うのです。

とにかく瀕死の状態は投薬もできる大学病院で

症状が軽くなってきたら小病院や診療所などに下げてゆっくり時間をかけて

それでいてすぐに来られる形にするという「システム」が必要だと思うのです。

こういったことからメンタルヘルスにおける病院連携システムの必要性をものすごく感じているのです。

あとは「シェア」するという考え方。

これは千差万別の臨床心理ならではの発想だと思うのです。

「こういう症状があって、こういうことをすればよくなった」といった情報を

従事者同士が共有するメリットってものすごく大きいと思うんですよね、この分野においては特に。

そういった観点も含めて、この「i-Stroke」のメンタルヘルス(臨床心理)バージョンの作成に着手していきたいと思います。

 

 

 

5、クラウド型地域連携システム「EIR」

①「EIR」とは

付加的にふれておきたいサービスがありましたので、こちらもご紹介させていただきます。

医療法人社団プラタナス 桜新町アーバンクリニック 院長の遠矢純一郎さんと看護師の片山智栄さんによるものです。

ここではITやクラウドを在宅医療にも活かせないかということで、

マンパワーやコスト削減の観点から、情報ネットワーク構築の必要性を感じられたそうです。

ただ、小さな事業所においてこういったものをつくる技術・人・お金はないのが現状で

その問題を解決するために、クラウド型サービスに着目されたそうです。

患者さんの情報がクラウドの蓄積されていれば、紙ベースで持ち歩くことは不要になりますし、

安価に導入することも可能です。情報処理も大元のクラウド側で行うので技術的な部分での現場の負担もありません。

在宅医療や地域連携というもので連携するときの情報の共有化は想像以上に難しいものがあります。

メールで文章では伝えられないものがありますし、電話だとどうしても具体的な部分を説明しづらいですし

そういった問題を解決することができるのが、このクラウド型サービスではないでしょうか。

 

②「EIR」から見えたもの

さきほど「4、「i-Stroke」から自分の事業へ」で述べたように病院間の連携も必須だと思います。

と同時にこの「EIR」における在宅医療のことについても考えておく必要があると思います。

ここでは以下のように述べられています。

「在宅医療における地域連携は、一人の在宅患者に関わる医療・介護の担当者たちが

それぞれの情報を寄せ合って、状況を把握しつつ、治療や介護の方針を統一していく必要があります。

つまり、日々の生活やケアによる変化を互いに共有しながらの、より日常的な情報交換が求められるわけです。

さらに、医療・介護の各担当者はそれぞれ別の事業所におり、物理的にも離されている上、

またそれらの情報が必要となるのは往々にして在宅医療の現場、つまりはどこかの患者宅だったり移動中だったりするので、

『いつでもどこでも』そういった情報にアクセス、共有できることが必須なのです。」

この文章には大切なことが含まれていると僕は思います。

メンタルヘルスというのは様々な人々が援助や支援をしていく分野になります。

精神科医や臨床心理士だけが携わる分野ではないです。

それに、多くの患者さんが家や携帯端末の前で自分の悩みを解決しれくれる情報を待っている状態にあると思います。

そういった中で、この在宅医療における観点というのはメンタルヘルス(臨床心理)分野にとって非常に似たものであると思います。

様々な人が関わり、そして支援してくれる人が身近にいて、その支援者が患者さんに対する情報を共有化している

こういったシステムを本当に開発していく必要性を感じていますし、

もちろん僕自身そのために現時点で何が必要かどのようにやっていけばよいのか着手しはじめています。

以前のブログで「網の目を細かくする」といったことの意味はここで述べられていることではないでしょうか。

あなたに関わる誰もがあなたのちょっとした前進を知っているし、うれしく思っている

その前進を従事者が共有していくことで、従事者もかんばろうと思える。

また、目の前の携帯端末にひっかかる可能性をあげる、悩んでいる人に対して「救いの手」をより身近なところから出してあげる

そんなサービスになるのではないかと想像しています。

こんなことを実現していく必要性をひしひしと感じるとともに、そのシステムを一緒に開発してくれる仲間を探しています。

このサービスを多くの人に利用してもらうためにがんばっていきます。





事業計画書とその骨子 -メンタルヘルス連携システム構築-

4 04 2012

僕が今度に起こそうとしている事業の中身についてお示しできる部分について

ここで簡単にではありますが、ご紹介させていただきたいと思います。

タイトルは仰々しくなってしまいましたが、そこまでカッチリしたものでなく

ざっくりと書いたものになりますので、その点はご了承ください。よろしくお願いいたします。

事業として主に何をしていくのか

「医療連携システムの構築」です。

これについてはすでにスタートしているものがありますが、

僕の場合は特定の分野になります。

僕の専門は「臨床心理学(clinical psychology)」なので

正式に言うとすれば「臨床心理分野における医療連携システムの構築およびその活用」

ということになりますでしょうか。

具体的には下記で述べさせていただきます。

現在、メンタルヘルスを取り巻く状況はご存じのとおりとても悪いものです。

年間3万人を超える人が自ら命をたつ状況はどう考えてもおかしいです。

一方で、救う手だてはないのか?といえば

企業には独自の相談室が設けられていたり、

各種のホットラインが各市町村においてあったりと、

いろいろとあるにも関わらずなかなか利用されていない、もしくは利用しても長く続かないということがあります。

実際、僕自身はうつ病など精神疾患にかかったことがないのでわからないのですが、

社会的「孤独」というものはとてもつらいことだと思います。

自殺までいくということは、どこかに誰かに頼る術もなく

独りで背負ってしまうことが主な原因といえると思います。

そうなる前になんらかの形で救い上げることができれば状況も改善する可能性がでてくるのですが。

実際にこうなってしまう現状があるということは

何かしら問題があるということだと思っていたので

自分なりにいろいろと考えてみたのですが、

いわゆるサポート体制が質量的に充分(かどうかは検証する必要はあるが)にあるはずなのに

利用されていない、利用するといってもそもそも存在すら知らない、

こういった点を改善していかないといけないのかな、と思い始めてみました。

その流れの中で、

自分が精神的に何かしら悩んでいることがあっても打ち明けられない現状があって

その人、個人に対してのアプローチの仕方を考えないと

この現状は変えられないのではないかという思いもあり、

メンタルヘルスに関わる専門の病院や診療所をネットワークで結びつけ

そのやりとりを円滑にするシステムをつくりあげていく必要性を感じたのです。

1、地域医療の連携(クラウド)

僕は今のメンタルヘルスの現状を変えるために未来にどうなってるのが理想なのか考えていました。

ヨーロッパでは特にそうですが、

自分の担当のメンタルヘルスを診てくれる方が必ずいる

こういった状況になるまで、深く一般市民に利用される分野であってほしいな、と思っています。

そのためには今の日本の状況からどのようにそこまでもっていくのかを考えました。

そのなかでまずはじめにやるべきことが

「連携システムの構築」

だったわけです。

この「連携システムの構築」というよくわからないものをひも解いていかなければならないのですが、

精神疾患にも程度があります。

自殺念慮を抱く重度レベル、から

対人で少し緊張するといった軽度レベルまで様々です。

それを一気に引き受けることができればいいのですが

メンタルヘルスというのは時間がかかります。

特に「自殺念慮を抱く」人には相当な時間がかかります。

これをどうにか分担してみることはできないか、というのがスタートです。

つまり、重度は薬を投与できる精神科医がみる

それよりもレベルとして軽い患者はクリニックや診療所にいる臨床心理士がみる、

さらにそれよりも軽度の部分はさらに専門的知識をもたない人がみる

というようにレベルに応じて、円滑にスライドできるシステムがあれば

柔軟に一定数対応できる体制になると思います。

と同時に、この連携システムがあることによって

患者の情報を共有化できます。(個人情報の部分をクリアしなければなりませんが)

あと、このシステムがある大きな核の部分は

「みんなが支えている」という意識をもってもらう、というものです。

これが全国的なシステムになれば(もちろんしていきたいと思っていますが)

このシステムの「網の目」のどれかに引っかかりさえすれば救いの道に乗れる

という形になるのではないかと思っています。

2、選択とシェア

僕がこういう考えを持ち出したのは大学4年のときからなのですが

これを実現させようと確信に変わったのは「U2plus」というサービスが登場したことにあります。

(参照:http://u2plus.jp/)

こういったサービスがあることを世に広くしってもらう必要性があると思ったということと

軽度~中度のうつ病患者さんをここに円滑に誘導したり、

もしここで重度になりそうな患者さんがいれば病院に誘導できるシステムないと難しいな、

と思ったことがキッカケになります。

このサービスのいいところは「同じような悩みを抱える方との交流」にあります。

精神的な問題というのは人それぞれですので、なかなか理解されにくいものです。

なので余計に「孤立化」してしまう恐れがあるのです。

そういった方の手を握り一緒に支えて頑張っていく形にしているところがすばらしいと思います。

悩みを持つ者同士がわかりあえることも大いにあると思うし、そうやって支えていける仲間を見つける事こそ

こういった分野では本当に必要だと思うので、このサービスは本当にそれをうまくできていると思います。

連携システムをつくりあげた発展として考えているのが、

それぞれのもつ問題を「シェア」できないかな

というものです。

たとえば特定の問題で悩む人同士が交流できる場をそこに蓄積された人同士でつくってしまうような。

もちろん個人のことになるので「匿名」になるかと思いますが(もし実名でもいいという人がいればそれでもいいと思いますが)

その交流の場を提供できるのではないかと思っています。

ここでSNSという形になるかはわかりませんが、そんな形になると思っていただければイメージしやすいと思います。

あと、このシステムは患者だけではなく

メンタルヘルス従事者にも適応させたいと思っています。

教育の場としての提供です。

「こういう症状があってこういう患者だった」とこういった情報をやりとりすることで

自分の知識としてストックできるし、実際に対面したときに対処がしやすくなると思います。

実際の症例を「シェア」することで教育の側面をもつ

こういったことにも発展できるのではないかと思っています。

いろいろな病院・診療所・クリニックなど患者の住む地域に

存在していると思いますが、その情報を知ることは至難の業です。

そこでこのシステムがそのかわりとなることも意識しています。

精神的な病というものはどうしても他人には理解されにくく、どうしてよいか情報も得にくいと思います。

あと、電話をしたりいきなりクリニックに出向くということもハードルが非常に高いと思います。

なので、段階的なとっかかりとして

自分の住む地域に精神的な悩みを抱えてそれを診てくれるところはどこにあるのか

そこにどんな特色があるのか、隣の市にはどういった方がおられるのか

実際に足を運べない状況であれば、自分の悩みを聞いてくれるWebサービスなどはあるのか

そういった情報のプランを提示し、それを「選択」してもらえるシステムでもありたいと思っています。

これはかなり難しいかもしれませんが、救うための選択肢を提示することで

さっきもいった「網の目」に引っかかる確率をあげることができると思っています。

「孤独」にさせない(もし1人になりたいという人がいればそれは尊重してあげる、ただいつでもそばにいるという姿勢はしめすという意味で)ためにも

このシステムは活用できるのではないかと思っています。

3、最後に

僕はこのシステムがメンタルヘルス・臨床心理において必ず必要になると思うので

実現させていきたいと思っています。

まずはこの連携システムの構築からはじめたいと思っていますが、

何をここに組み込むのか、どのような情報をいれるべきか

その選択からはじめないといけませんし、

僕自身こういったシステムをつくりあげるための技術がないので

その勉強と情報収集をしていこうと思っています。

それが軌道に乗っていく中で、徐々にシステムをつくりあげていこうと思っています。

まだまだこんな形でのスタートになってしまいますが、

絶対に実現させたい内容なので、ご意見などあればぜひいただきたいですし、

アドバイスなどあれば積極的にしていただけると本当に助かります。

よろしくお願いいたします。

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升野篤利(ますのあつとし)

Email:masutonio@gmail.com

Twitter:@masutonio