Mental Health Japan 2012

31 05 2012

 

昨日、浜松町の東京産業貿易センターで行われていた

「メンタルヘルスケア・ジャパン 2012」にいってきましたので

感想を書きたいと思います。

 

 

 

 

1、ブースにみた「メンタルヘルス」の最前線

今回参加した「メンタルヘルスケア・ジャパン2012」

最初の結論からいうと「こんなものなのか…」という感じでした。

「メンタルヘルスケア・ジャパン」には厚生労働省など

ビッグネームが後援についているので

「これはガチなやつだ…((゚A゚;)ゴクリ)」なんて思っていたのですが

実際はそういう風なハードルの高さというより

かなりラフ?な形で出展されているブースが目立ちました。

ブースは28あって、おおまかに分類すると

ヒーリングツールを売り込む系・マッサージなどアスリート目線系・簡易テストあるよ系・とりあえず専門分野だよ系

こんな感じでしょうか

 

 

日本の首都の東京という街は

僕がいる大阪よりもはるかに進んでいて

人がたくさんいるので、その人の相互作用による新たな創造物が多く生まれること

そのたくさんの人にむけて入る情報が最先端であり、質が高いこと しかもそれが気軽に手に入ること

これが他の地方都市にはないNo,1都市Tokyoなんだと思います

そういったことが念頭にあるので、今回の展覧会はなんというか「これが1番最先端なの?」という印象でした

もちろん本当にすごいと思います。

この業界は扱いが難しかったり、やることが画一的なものなので

「これだ!」なんてものはないのですが、それにしても「あぁ…ここまでなのか…」

と失望した次第です

 

 

 

 

2、コンサルティングをメンタルヘルスもやっていこう

そんなブースのなかでもひときわ僕の心を射抜く内容をやられているブースがあったので

詳しくお話を聞こうと中に入って聞いて来ました。

そこは何をやっているところかというと

企業におけるメンタルヘルスをコンサルティングする、というものなんです

専門外の人にはなかなか理解されにくいかもしれないですが

最近はこの手のコンサル系は多いんですよ

つまりどういうことかというと、

企業内でメンタルヘルスについて取り組もうにも

「なにをしたらいいのかわからない」「どこをどうやって支援したらいいのかわからない」

こういった疑問を解消していくようにします。

具体的に言えば、

ある研修プログラムを取り入れるようにすすめたり

もし精神疾患者が出た時の対応やリワークする場合の人事や労務との仲をとりもつ役割もします

こういった形で現在多くの企業が取り組みをしていってます

 

 

 

3、メンタルヘルスを企業でもやってるのに…

で、上記のようであればどんどん改善されていくはずが

実際はどうでしょう?自殺者は減っていますか?

おわかりの通りだと思います。もちろんそれは労働者でない人も含んでいます。

ただ、そういった取り組みを企業(特に大企業を中心として)取り組んでいる以上

改善の兆しがあってもよいはずがそんなに見られないのはなぜか

僕は3つ原因があると思っています。

 

・そもそもメンタルヘルス対策をするコストが高い(不況で支出しにくい)

これはあると思います。

今度から中小企業もメンタルヘルス対策が義務化されますので

より一層この値段の問題が出てくると思います。

 

・やりっ放し、しっぱなし

実は、企業のなかの人がメンタルヘルスについて学ぶということは

普段の業務でも忙しいのにそんな暇はない、ということで

ほとんどの場合、産業医をおいたり、心理士をいれたり、専門の業者に外注する

といった手法が一般的です。

つまり、企業自身がメンタルヘルスについて本当に理解していくようになっているかといえば

他に任せている以上、そんなことはないと推測できます

外注で頼むだけで終わり、なんて企業もありますからそれじゃ何も解決しませんよね

それと、救う側の問題もあります。

こうやって企業が外注して、さらにそこまで関与してくるわけではないので

熱心に・親身にやる、といったふうにはならないように思います

もちろん真剣になさっているかと思いますが、実際そういったところが見受けられるようです

 

・企業内のメンタルヘルス室はハードルが高い

利用する側にとっても、

相談しにくかったり、レッテルをはられることへの恐怖感、

また精神を患っているということから離職に追い込まれるのではないかという

いろんな問題が考えられてしまうので、そもそものハードルが高いこともあげられます

人事にもれたら…、なんて考えたら、相談室に向かう足取りも重くなって当然のように思います。

 

 

 

 

4、なぜ興味が薄かったのか

僕自身の考えるところでの話ですが

メンタルヘルスケアで今もっとも大事だなと思うのは

「Webを利用すること」

「企業の個人ということではなく、一個人として対策をしてほしい」

「いろんな選択肢が閲覧できるようにする」

この3点ではないでしょうか

Webの利用は今回のブースにもありましたが、

検査などに利用して、それで「ハイ終わり!」というのは本当に「やる気あるのか?」ってことになりますよね

そうではなくて、その先の流れも見据えた弾力的なプログラムが必要だと思います。

どういうことか?これは3つめの「いろんな選択肢」というところにつながります

 

 

 

 

5、選択肢

僕が思うに今のメンタルヘルスケアのプロセスは明確です

メンタルを患う→病院に行く→薬と認知行動療法などを併用して回復をめざす

という感じでしょうか

ただ、僕はこれでは足らないと思っています

メンタルを患うまでのプロセス

そこまでに解決できる仕組みは本当にないのか?

患ったとして、そこからどのようにその疾患と向き合っていくのか

向き合っていくなかで、それを乗り越えようと決意したとしてどんな方法で解決できるのか

もし様々なパターンがあれば自分にあったものを選ぶことができるのか(話を聞いてもらうだけ、とか)

病院に行くレベルなのかどうか、行くとしても自分の症状をよく知っておられるところはどこにあるのか

クリニックや病院で自分の家の範囲にあるのか

回復していくなかで仕事へと復帰していくそのプロセスはなんなのか、どういったものがあるか

 

こういった具合でここには様々なプロセスが存在し

それぞれ違っているので、これは「個人」の好みで選ぶことができるのがいいのではないのかと思います

その選択肢の数があって、そしてそれが一個人として選択できる

そんな仕組みになっていくべきなのでは?

なんて勝手に考えちゃっています

そういったことを思っていると、今回のブースのなかでめぼしいものが1つだけだったというのは

かなりショックでした

このメンタルヘルスの様々なところでマネージメントする必要性が大いにあると感じた展示会でした

 

 

 

 

 

6、選択肢としてなりえる存在

僕自身、さっきの「選択肢」の新たな担い手(上から目線ですいません)だなぁと思っているものがあります

「いっぱんじん連合」の「代表デリバリーサービス」と「U2plus」

こういった形でメンタルヘルスをケアしてほしい人にとって

とっつきやすいサービスがどんどん出てくる分野になってほしいな、と切に願っています。

大阪でもあるのかな、なければ東京から輸入するっていうことになるのかな

こういった選択肢を多くすることで、今まで漏れていた人を救い上げることができれば

ちょっとは現状がよくなるかな、とか思っている毎日です

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