事業計画書とその骨子 -メンタルヘルス連携システム構築-

4 04 2012

僕が今度に起こそうとしている事業の中身についてお示しできる部分について

ここで簡単にではありますが、ご紹介させていただきたいと思います。

タイトルは仰々しくなってしまいましたが、そこまでカッチリしたものでなく

ざっくりと書いたものになりますので、その点はご了承ください。よろしくお願いいたします。

事業として主に何をしていくのか

「医療連携システムの構築」です。

これについてはすでにスタートしているものがありますが、

僕の場合は特定の分野になります。

僕の専門は「臨床心理学(clinical psychology)」なので

正式に言うとすれば「臨床心理分野における医療連携システムの構築およびその活用」

ということになりますでしょうか。

具体的には下記で述べさせていただきます。

現在、メンタルヘルスを取り巻く状況はご存じのとおりとても悪いものです。

年間3万人を超える人が自ら命をたつ状況はどう考えてもおかしいです。

一方で、救う手だてはないのか?といえば

企業には独自の相談室が設けられていたり、

各種のホットラインが各市町村においてあったりと、

いろいろとあるにも関わらずなかなか利用されていない、もしくは利用しても長く続かないということがあります。

実際、僕自身はうつ病など精神疾患にかかったことがないのでわからないのですが、

社会的「孤独」というものはとてもつらいことだと思います。

自殺までいくということは、どこかに誰かに頼る術もなく

独りで背負ってしまうことが主な原因といえると思います。

そうなる前になんらかの形で救い上げることができれば状況も改善する可能性がでてくるのですが。

実際にこうなってしまう現状があるということは

何かしら問題があるということだと思っていたので

自分なりにいろいろと考えてみたのですが、

いわゆるサポート体制が質量的に充分(かどうかは検証する必要はあるが)にあるはずなのに

利用されていない、利用するといってもそもそも存在すら知らない、

こういった点を改善していかないといけないのかな、と思い始めてみました。

その流れの中で、

自分が精神的に何かしら悩んでいることがあっても打ち明けられない現状があって

その人、個人に対してのアプローチの仕方を考えないと

この現状は変えられないのではないかという思いもあり、

メンタルヘルスに関わる専門の病院や診療所をネットワークで結びつけ

そのやりとりを円滑にするシステムをつくりあげていく必要性を感じたのです。

1、地域医療の連携(クラウド)

僕は今のメンタルヘルスの現状を変えるために未来にどうなってるのが理想なのか考えていました。

ヨーロッパでは特にそうですが、

自分の担当のメンタルヘルスを診てくれる方が必ずいる

こういった状況になるまで、深く一般市民に利用される分野であってほしいな、と思っています。

そのためには今の日本の状況からどのようにそこまでもっていくのかを考えました。

そのなかでまずはじめにやるべきことが

「連携システムの構築」

だったわけです。

この「連携システムの構築」というよくわからないものをひも解いていかなければならないのですが、

精神疾患にも程度があります。

自殺念慮を抱く重度レベル、から

対人で少し緊張するといった軽度レベルまで様々です。

それを一気に引き受けることができればいいのですが

メンタルヘルスというのは時間がかかります。

特に「自殺念慮を抱く」人には相当な時間がかかります。

これをどうにか分担してみることはできないか、というのがスタートです。

つまり、重度は薬を投与できる精神科医がみる

それよりもレベルとして軽い患者はクリニックや診療所にいる臨床心理士がみる、

さらにそれよりも軽度の部分はさらに専門的知識をもたない人がみる

というようにレベルに応じて、円滑にスライドできるシステムがあれば

柔軟に一定数対応できる体制になると思います。

と同時に、この連携システムがあることによって

患者の情報を共有化できます。(個人情報の部分をクリアしなければなりませんが)

あと、このシステムがある大きな核の部分は

「みんなが支えている」という意識をもってもらう、というものです。

これが全国的なシステムになれば(もちろんしていきたいと思っていますが)

このシステムの「網の目」のどれかに引っかかりさえすれば救いの道に乗れる

という形になるのではないかと思っています。

2、選択とシェア

僕がこういう考えを持ち出したのは大学4年のときからなのですが

これを実現させようと確信に変わったのは「U2plus」というサービスが登場したことにあります。

(参照:http://u2plus.jp/)

こういったサービスがあることを世に広くしってもらう必要性があると思ったということと

軽度~中度のうつ病患者さんをここに円滑に誘導したり、

もしここで重度になりそうな患者さんがいれば病院に誘導できるシステムないと難しいな、

と思ったことがキッカケになります。

このサービスのいいところは「同じような悩みを抱える方との交流」にあります。

精神的な問題というのは人それぞれですので、なかなか理解されにくいものです。

なので余計に「孤立化」してしまう恐れがあるのです。

そういった方の手を握り一緒に支えて頑張っていく形にしているところがすばらしいと思います。

悩みを持つ者同士がわかりあえることも大いにあると思うし、そうやって支えていける仲間を見つける事こそ

こういった分野では本当に必要だと思うので、このサービスは本当にそれをうまくできていると思います。

連携システムをつくりあげた発展として考えているのが、

それぞれのもつ問題を「シェア」できないかな

というものです。

たとえば特定の問題で悩む人同士が交流できる場をそこに蓄積された人同士でつくってしまうような。

もちろん個人のことになるので「匿名」になるかと思いますが(もし実名でもいいという人がいればそれでもいいと思いますが)

その交流の場を提供できるのではないかと思っています。

ここでSNSという形になるかはわかりませんが、そんな形になると思っていただければイメージしやすいと思います。

あと、このシステムは患者だけではなく

メンタルヘルス従事者にも適応させたいと思っています。

教育の場としての提供です。

「こういう症状があってこういう患者だった」とこういった情報をやりとりすることで

自分の知識としてストックできるし、実際に対面したときに対処がしやすくなると思います。

実際の症例を「シェア」することで教育の側面をもつ

こういったことにも発展できるのではないかと思っています。

いろいろな病院・診療所・クリニックなど患者の住む地域に

存在していると思いますが、その情報を知ることは至難の業です。

そこでこのシステムがそのかわりとなることも意識しています。

精神的な病というものはどうしても他人には理解されにくく、どうしてよいか情報も得にくいと思います。

あと、電話をしたりいきなりクリニックに出向くということもハードルが非常に高いと思います。

なので、段階的なとっかかりとして

自分の住む地域に精神的な悩みを抱えてそれを診てくれるところはどこにあるのか

そこにどんな特色があるのか、隣の市にはどういった方がおられるのか

実際に足を運べない状況であれば、自分の悩みを聞いてくれるWebサービスなどはあるのか

そういった情報のプランを提示し、それを「選択」してもらえるシステムでもありたいと思っています。

これはかなり難しいかもしれませんが、救うための選択肢を提示することで

さっきもいった「網の目」に引っかかる確率をあげることができると思っています。

「孤独」にさせない(もし1人になりたいという人がいればそれは尊重してあげる、ただいつでもそばにいるという姿勢はしめすという意味で)ためにも

このシステムは活用できるのではないかと思っています。

3、最後に

僕はこのシステムがメンタルヘルス・臨床心理において必ず必要になると思うので

実現させていきたいと思っています。

まずはこの連携システムの構築からはじめたいと思っていますが、

何をここに組み込むのか、どのような情報をいれるべきか

その選択からはじめないといけませんし、

僕自身こういったシステムをつくりあげるための技術がないので

その勉強と情報収集をしていこうと思っています。

それが軌道に乗っていく中で、徐々にシステムをつくりあげていこうと思っています。

まだまだこんな形でのスタートになってしまいますが、

絶対に実現させたい内容なので、ご意見などあればぜひいただきたいですし、

アドバイスなどあれば積極的にしていただけると本当に助かります。

よろしくお願いいたします。

********************

升野篤利(ますのあつとし)

Email:masutonio@gmail.com

Twitter:@masutonio

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One response

4 04 2012
桑原明那 (@akina_ovo)

ブログ拝見させて頂きました。アメリカの話になるのですが、向こうは精神疾患の程度にかかわらず、精神になんらかの異常があると判断された場合(医師にかかわらず、親や教師による判断でも)、即カウンセリング受けさせられます。それは面談形式のカウンセリングから、Skypeでカウンセリングを受けるという様々な手段があります。
今の日本と比べると、例えば自分の子供が何か精神的におかしいと思っても、すぐにカウンセリング受けさせようとはなりません。アメリカとは精神疾患の認知度が違うと思うんです。だからこそ、まずは周りの理解が必要なんじゃないかなと思っています。「精神疾患=頭おかしい、きちがい」なんてくだらないイメージがあるのも否めません。
引きこもり、不登校、自殺、私も本当になんとかしたいと思っています。
応援しています。

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